幻の宮 斎宮跡

かつて斎王が済んだと言われる斎宮跡は三重県にある遺跡です。現在でも発掘が続けられていて、周辺には歴史博物館や史跡公園等があります。
斎宮跡は伊勢神宮とは切っても切り離せない遺跡です。そんな斎宮跡をご紹介したいと思います。

斎宮とは
斎宮は伊勢神宮に使える斎王が住む場所として、137ヘクタール余りの敷地に碁盤の目に道路が走り、伊勢神宮の社殿と同様な建物が100棟以上も立ち並ぶ大規模な場所だったようです。また、この斎宮には斎王が執務した斎宮寮と呼ばれる場所があり、官人や斎王に使える女官など合わせて500名以上の人々がいました。これは九州の太宰府に次ぐ大きな地方都市であったと言われています。
斎宮では和歌や貝合などの遊びも多く催され、都との往来も頻繁だったことから、この地方の文化の拠点であったと考えられています。
昭和45年に事前調査が行われ、昭和48年に斎宮が歴史・文化の解明をする上で非常に重要な遺産であることが分かり、その後、昭和54年に国指定とされました。

斎王とは
斎宮とは天照大神の御杖代として伊勢神宮に使えるために派遣されていた皇族の女性のことを指します。斎宮は天皇が代わるたびに交替され、南北朝時代まで続いたとされており、1221年の承九の乱の後に断絶されました。厳密には内新王の場合には斎内親王、女王の場合には斎女王と呼んでおり、2つを総称して「斎王」とされています。

斎宮跡の見どころ
斎宮跡には「さいくう発掘体感museum」というものがあり、斎宮跡の発掘調査現場を誰でも気軽に見学することが可能です。更には、毎月1回発掘調査が休日になる日に、古代文化体験イベントなどを実施しています。この他にも発掘調査を体験できる発掘調査も開講されており、発掘調査をより身近に感じることができます。
史跡公園「さいくう平安の杜」があり、そこには斎宮の建物が修復しています。斎宮歴史博物館には、斎宮跡から発掘された

斎宮跡周辺の観光スポット
斎宮跡周辺の観光スポットは何と言っても伊勢神宮です。伊勢神宮と結びつきが強かった斎宮ですので、伊勢神宮と合わせて観光することでより伊勢神宮が理解できることでしょう。
三重県の代表的な観光地である伊勢志摩も近く、豊かな海や、風情あふれる山を観光することもできます。

伊勢神宮や伊勢志摩が有名過ぎて、あまり注目されていない斎宮跡ですが、歴史深い斎宮跡を見ることでより伊勢という場所が古くからパワースポットであったことを感じることができると思います。